「公式LINEの機能が一部制限されてしまった」

「公式LINEにログインできなくなってしまった」

このような理由から、公式LINEアカウントが凍結されたのではないかと不安になっていませんか？

LINE公式アカウントが凍結されると、これまで通りの運用ができなくなり、事業に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、万が一アカウントが凍結された場合は、迅速な対処が必要です。

本記事では、LINEの公式アカウントが凍結されたかどうかを見分ける方法やアカウントが凍結されたらどうなるのか、その後の対処法について解説します

LINE公式アカウントの凍結にいち早く対処するためにも、ぜひ最後までチェックしてください。

公式LINEの凍結は予告なく突然行われる

LINE公式アカウントの凍結は、予告なく行われます。

「昨日まで普通に使えていたのに」「事前の忠告やアラートはなかったのに」と思うかもしれませんが、突然使えなくなってしまうことがあるのです。

実際に、LINE公式アカウントの利用規約には、利用停止について以下のように記載されています。

1． 当社は、お客様が以下のいずれかに該当し、または該当するおそれがあると当社が判断した場合、お客様によるLINE公式アカウントの利用を予告なく一時停止しまたは何らの催告を要することなくお客様との間の本規約に基づく契約関係（以下「本契約」といいます。）を解除して、LINE公式アカウントの提供を中止することができます。 引用元：LINE公式アカウント 利用規約

ある日突然LINEの公式アカウントが使えなくなった場合は、アカウントが凍結されている可能性があるので、いち早く対処が必要です。

LINE公式アカウントが凍結される主な理由

LINE公式アカウントが凍結される主な原因は以下のとおりです。

特に、利用規約違反や不適切コンテンツの配信については、LINE公式アカウントの利用規約やガイドラインを確認することで防ぐことができます。

アカウントは凍結されないのが一番なので、アカウントを作る際にしっかり確認しておきましょう。

LINEが凍結されたかどうかの見分け方

ここでは、アカウントが凍結されているかどうかを見分ける方法について見ていきましょう。

アカウントにログインできるか確認する

まず、LINEアカウントにログインできるかを確認してください。

正しいIDやパスワードを入力してもログインできない場合は、アカウントが凍結されている可能性が高いです。

認証画面でエラーが表示されるか確認する

個人アカウントの場合、ログインの際の認証画面で「認証が一時的に制限されています。60日後にもう一度お試しください。」といった画面が表示される場合もアカウントが凍結されている可能性が高いです。

なお、この場合は一定期間が経過することでアカウントが再度利用できるようになるケースがあります。詳しくは「LINEの凍結期間は60日？利用停止を解除する方法や対処法を解説」で解説しているので、あわせて参考にしてください。

「一時凍結」と「永久凍結」はどうやって見分ける？

LINEアカウントの凍結には、一時凍結と永久凍結の2つがあり、自分のケースがどちらの凍結なのかを判断するのは難しいのが実情です。

とはいえ、一部の機能が制限されている場合や認証画面で「〇日後に再度お試しください」といったようなエラーが表示される場合は、一時凍結である可能性があるでしょう。

一方で、そもそもアカウントにログインできない場合やサポートから「アカウントは削除されています」といった回答があった場合は、永久凍結されている可能性が高いです。

なお、一時凍結・永久凍結については明確に線引きがされているわけではありません。そのため、凍結された時点でアカウントを二度と使えなくなることも想定しておきましょう。

LINE公式アカウントが凍結されるとどうなる？

以下では、LINE公式アカウントが凍結されると起こることを紹介します。

メッセージの配信やステップ配信などの機能が使えなくなる

LINE公式アカウントが凍結されると、メッセージの配信やステップ配信などが制限されます。

事前に設定していたステップ配信なども、アカウントが凍結された時点で配信されなくなるので、リード獲得や顧客のナーチャリングにも大きな影響を及ぼすでしょう。

トーク履歴やアルバムなど、すべてのデータが削除される

LINE公式アカウントが凍結されると、これまでのトーク履歴やアルバム、顧客データなどのすべてのデータが削除されます。

顧客データの取得や管理をLINE公式アカウントに頼っている場合、アカウントが凍結されるとせっかく集めた顧客データをすべて失うことになってしまうため、注意が必要です。

LINE公式アカウントの凍結は解除できる？

LINE公式アカウントを永久凍結された場合、解除することはできません。

LINE公式アカウントの利用規約にもあるとおり、ある日突然アカウントが使えなくなるリスクがあるので、日ごろから利用規約やガイドラインを遵守して運用することが大切です。

万が一、アカウントが凍結されてしまった場合は、新しく公式アカウントを作り直すしかありません。アカウントを作り直す際は、再び凍結されることがないように対策を講じましょう。

LINE公式アカウントが凍結されないためにすべきこと

LINE公式アカウントが凍結されないために、以下の2つのポイントを押さえておきましょう。

• アカウント作成時に認証を受ける
• 禁止行為に該当しないように注意する

まず、LINE公式アカウントを認証済アカウントにアップグレードすることで、凍結のリスクを押さえることができます。認証を受けるには審査が必要ですが、アカウント作成時に申請しておくとよいでしょう。

また、無意識のうちに禁止行為に該当する行為をしてしまわないように注意することも大切です。事前に利用規約やガイドラインを確認し、ルールを遵守しましょう。

LINEマーケティングツール「スマラ（スマートライン）」を利用する

過去にLINE公式アカウントを凍結されてしまった場合や、凍結されるリスクがあるLINE公式アカウントを運用している場合は、「スマラ」を利用するのがおすすめです。

「スマラ」は、LINE公式アカウントの凍結対策に特化したLINEマーケティングツールです。

そのほかのLINEマーケティングツールのように、ステップ配信や一斉配信、シナリオ設定などの基本的な機能も備えているので、凍結リスクを気にすることなく、効率的な運用が可能です。

1ヵ月間の無料トライアルからご利用できますので、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

スマラについて詳しく知りたい方はこちら

万が一凍結されたときにも備えておくのが大切

LINE公式アカウントの凍結対策としては、万が一凍結されたときに備えることも大切です。

例えば、顧客データを別のデータベースで管理したり、メールマガジンやオウンドメディアなどでも集客やナーチャリングを行ったりしておくと、凍結による影響も少なく済むでしょう。

LINE公式アカウント運用はメリットが多い一方で、常にアカウントの凍結リスクが伴うので、日ごろからリスクヘッジをしておくことが重要です。

LINE公式アカウントの凍結に注意すべき企業の特徴

ここでは、LINE公式アカウントを運用している企業の中でも、特に凍結に注意すべきケースを紹介します。

アダルト・出会い系・ギャンブルなどのアカウントを運用している

LINE公式アカウントガイドラインでは「ご利用いただけない業種・業態、商品・サービス」が決められています。

以下の業種や業態に当てはまる場合は、アカウント凍結のリスクが高いため、注意が必要です。

【利用できない業種・業態の例】

• 医療
• 出会い　
• アダルト　
• 一部のネット関連ビジネス　　　　
• クレジットカード現金化　
• ギャンブル
• 模倣品・海賊版　

参考：LINE公式アカウントガイドライン

LINE公式アカウントでアフィリエイト広告を配信している

LINE公式アカウントガイドラインでは、第三者のための広告媒体としての利用が禁止されています。

LINE公式アカウントを使用してアフィリエイト広告を配信すると、アカウントが凍結される可能性があるので注意しましょう。

まとめ

本記事では、LINEアカウントが凍結されたかどうかの見分け方や、凍結されたときに起こること、凍結されないための対処法などを解説しました。

LINE公式アカウントの凍結によって生じるリスクは大きいため、日ごろから利用規約やガイドラインを遵守し、適切な運用を心がけましょう。

また、「スマラ」などの凍結対策サービスを利用することで、よりリスクを押さえた運用も可能です。LINE公式アカウントの凍結対策でお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。